ブログ 第37話

令和5年6月より認知症ブログ始めました!!

認知症カフェを毎日8年間運営!

《プロジェクトN(早期発見・早期対応)》

 

 

第37話:認知症の症状の改善はできるのか?事例の紹介です

最近、本出版で認知症は治る!とか認知症は早期発見で改善できる!とのタイトルが散見されますが、ほとんど著者はお医者さんが多く患者さんの事例の紹介でおっしゃっていると思いますが、100%治るではなく早期発見で症状が治る事例の内容だと思います。

良く言う中核症状(短期記憶等)、周辺症状(徘徊他)の中核症状の改善は難しいと思いますが、周辺症状の改善で、ほっとカフェでも同様にその改善事例は多々あります。

私は、認知症カフェ8年間運営と月1回の家族相談会を通じて、早期発見・早期対応での改善は勿論ですが、初期ではなく進行してても改善された事例も見てきました。

そして、その改善した要因は、一番身近な奥様や娘さん・お嫁さんの対応・接し方が変わった事での事例が多く、他の家族も含めこの応援団が鍵を握っていると思います。

認知症ご本人は、性格が優しくおとなしいタイプで奥様や娘の接し方が、否定したり怒ったり罵声を浴びせたりして、本人は責められ、自信を失いストレスが溜まる毎日を過ごす中で症状が進行する事例です。それが認知症カフェや家族の会等で認知症の病気を正しく学び、考え方や接し方が大きく変わる事で変化していき、無表情で笑顔もなくおしゃべりもしない方が、笑顔でよくおしゃべりをして元気になる事例です。

専門医で、軽度(MCI)と認定された方が、夫婦で日々の軽運動を中心に楽しく穏やかに過す事により2年後にドクターから、認知機能検査が良くなった事例。免許の更新の点数が改善された事例。多くは毎週ほっとカフェに通う事で、進行が進まない事例や相談会を通じて介護の考え方や接し方が変わりご本人の叫びの大声が無くなり、穏やかになる事例。うつの方の改善等数多く見てきました。

認知症の症状は改善できる事を小冊子でも具体的に伝えていきたいと思います。

 

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