ブログ 第55話

認知症なんでも相談室(ほっとカフェ)

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第55話:在宅介護を続けるか? 老人ホーム等の入所か?

 

 

 

 

8年間認知症カフェを毎日取り組んできた中で、1つの大きなテーマが在宅か入所か?私の過去の親戚や知人そしてこの数年のほっとカフェの体験から、大きな課題でありコロナ禍で特にそれを迫られている方々も多いと思い、今回のテーマにしました。

 

1つの判断は、住まいの環境が一人であろうが同居であろうが、ご本人が安全安心で日々穏やかに過せれているか?が大きなポイントになりそうです。

 

良い事例としては、私の母のお友達が同居(長男夫婦と3人暮らし)で、毎日寂しく不満や愚痴を聞く中で、長男さんが母の面倒は私が見る!と言われながらもご本人の話しでは、ほとんど対話もなくほとんど笑顔のない毎日を過ごしており、率直に話し合い老人ホームに入所して、笑顔で元気になったケース等他にもいくつかあります。

 

反対に老人ホームに入って事で、家族との軋轢や気持ちが萎えて、ホームでの対人関係や施設の日々の生活に不満があり、症状が悪化するケースもあります。

1つは、ご本人の性格もあると思いますし入所迄の生活環境も大きいと考えます。最終的に判断するときの留意点としては、

・ケアマネさんとよく話し合い、先々の為に早めに最低3ヶ所以上の見学や体験を家族と一緒に確認をする事です。直ぐにではなく将来の為にと環境を知っておく事が大事で、良い所は予約をしておきその都度お話を頂いた時にもお断りや延期をお願いする事が賢明です。(予約は数カ所も可能ですし、お断りするのもいつでも可能)

・先ずは、現在の住まいの中で安全や安心や穏やかに日々を過ごす為の『人生会議』を本人と子ども世代(同居はお嫁さんも)で繰り返し行う事です。

 

様々な行き違いや勘違いとお互いが遠慮して、一人で抱えてしまうケースが多々ありますので、試して頂ければ幸いです。良い事例になるために必要と考えます。

 

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