ブログ 第24話

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《プロジェクトN(早期発見・早期対応)》

 

 

第24話:《プロジェクトN(認知症早期発見・早期対応)》のまとめの報告④

 

今週は、上記プロジェクトNの課題1『あれっ!』の気づき30項目を紹介しています。

前回は、11~20項目。今回は、21~30項目で最終です。

 

21.部屋の片づけができなくなり、収集癖も強く物が増えてくる

〇部屋の中の掃除をしなくなり、家族が実家に戻って気がつくことも多い

22.一瞬、時々慣れた道や帰り道が解らなくなる

〇時々いつもの帰る時間が長くなったり、途中で迷ったりして時間がかかるようになってくる

〇車でも帰る道が解らなくなり時間がかかる時は要注意です。将来の徘徊に繋がる事になります

23.いつも行っている銀行や行政の窓口での手続きができなくなる

〇いつも自分で行うATMや役所への手続き等がスムースに書けなくなり聞いてくる

24.過食傾向となる(満腹感がない、食べたことを忘れる)

〇食べたことを忘れて、又食べたくなり誰もいなければ冷蔵庫を開けてその都度食べて過食になる

25.カレンダーや新聞で日に何度も日付を確認している

〇日付や曜日が解らなくなり、何回も聞いてきたりカレンダー等で確認をするようになる

26.同じ物を繰り返し購入し溜まっていく

〇冷蔵庫に牛乳や豆腐等が溜まっている事例で、買った事を忘れその都度購入する(時々確認を!)

※対策としては、お店にも伝えて未然に防ぐ方法や、近所の方にも伝えて買い物に一緒に行くようにする

27.つくり話し(作話)をして、明らかに事実とは違う内容をしてくる

〇悪く言えば、うそをついたり、自分を守る為、正当化する為のとりつくろいの言動が出てくる

28.頭がおかしい・変になったと本人が訴える 

〇少し進むと自分でもの忘れを自覚して、発信するようになるので大丈夫!と安心させ何でそう思うのかを

※確認して、不安や心配事をなくしストレスがたまらないように家族にも伝えて共有化していく

29.季節感がわからなく、同じ下着や服を着たり身だしなみを構わなくなった

〇新しい服や靴を買っても忘れて、自分のものと言う認識が薄く馴染んだ服を着る傾向にある

〇時々、タンス等も見て汚れた下着等を隠していないかどうかも確認していく

30.財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

〇大事なお金や財布への執着は強く、身近な人が疑われる➡本人にとっては大事な事なので、その場で一緒に探して、本人が見つけたように誘導する(こちらが見つけると犯人扱いになる)

〇通帳等の名義は早めに本人と一緒に銀行に行って変更して置くことも大切です

 

以上、最初の気づき30項目を紹介しましたが、同じような症状が出てきたら早めの専門医での検査を受診へ!

 

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