ブログ 第13話

令和5年6月よりブログ始めました!!

認知症カフェを毎日8年間運営!

《プロジェクトN(早期発見・早期対応)》

 

 

第13話:5つの相談会の学びを紹介!

3つ目:レディース介護者の集いで学んだ事とは?

 

レディース(奥様)介護者の集いでは、2年前から月1回を毎回5~6名前後の参加で、第3土曜に実施しています。①ご主人様の最近の状況を確認 ②心配で困っている事及びその対応 ③介護者の楽しみづくりのサポートを基本に進め、最後は専門家の一言、お互いが、又来月ね!と笑顔で解散します。

 

それぞれの認知症の程度は、異なりますが少しづつ出来ない事や新たな症状が、出てきて、一番共通して取り組んでいるのが、ご主人の言動に対して直ぐに否定したり小言を言わない事です。その場を離れたり優しく寄り添う努力をしています。しかしながら急に怒り出したり大声をあげたりで、繰り返し同じ事を聞いてくる事への精神的負担は、大変大きく介護ストレスによる体調悪化のケアも大切です。

 

お互いでそれぞれの状況を共有化しながら、対応の良い所や良くない事を学びながら、困っているのは自分だけではない!との仲間意識が癒しにもなっています。特に奥様の対応が、劇的に変わりご主人も穏やかになったりケアマネと相談しヘルパーや訪問看護の活用で、介護負担がかなり改善された事例等も多々あります。

 

特に通帳等の名義変更は、早めに本人と一緒に行って行う事も学びました。子ども達の協力やサポートも大切で、女性は一人で抱えてしまう傾向にあり遠慮せずに困っている事を伝えて、お嫁さんも含めた応援団による負担軽減の改善も良い事例です。受入れて、接し方を学ぶ中でご主人への寄り添いができて、認知症になった事による夫婦関係の絆が深まる事もこの会の究極の目的のように感じる今日この頃です。

 

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