ブログ 第87話

もの忘れ相談室からあなたへ

第87話:早期発見・早期対応が出来ていない実態(独居編

 

 

 

 

 

◇独居編:独居の場合は、家族である娘・息子・お嫁さんが近くにいると会う機会がありまだ良いのですが、関西や東京等遠距離の場合は、年1回や数年に1回となり早期発見が遅れます。遠距離の電話で気づくのはかなり後からです。近くでも半日1日では気がつかず見過ごしており、あれっ!と気づいても前記のようにまだ大丈夫!との認識で、対応が遅れる事が多くお友達の方が頻度も高く日常に中でのあれっ!が増えてきて始めて気がつきます。

しかしながら本人には中々言わず?言えず?に様子見してしまうケースが多く、やっぱりおかしい!となった時は、既に認知症初期となっているケースが多いようです。 特に独居の時は家族付き合いも薄く家族に伝える事も出来ずに様子見し、我々に相談に来るときは既に進行している事が多く、それぞれ見過ごしている現状です。

問題なのは、電話や訪問詐欺・熱中症等の急病・転倒等のリスクがあり安否確認は元気でも必要です。只、一人住まいが長い方は、炊事・洗濯・掃除等何もかも自立して生活しているので元気な方が多く、進行が遅くなるようです。寧ろ夫婦でお連れさんと言い合いや喧嘩する毎日よりもストレスも無く気ままで、自由に好きな事をしながらリズムよく過ごす事ができれば進行予防にはなるようです。

次回は同居編で家族の同居や親子の同居も少し状況が違うので、紹介をしたいと思います。

 

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