ブログ 第25話

令和5年6月よりブログ始めました!!

認知症カフェを毎日8年間運営!

《プロジェクトN(早期発見・早期対応)》

 

 

第25話:《プロジェクトN(認知症早期発見・早期対応)》のまとめの報告⑤

 

今週は上記プロジェクトNの課題1『あれっ!』の気づき30項目を紹介しました。

3日間で1~30項目を確認しましたが、皆さんに伝えたい事は、とにかく気づきが遅く、あれつ!と思ってから、病院・検査にたどり着くのに3~5年かかっている現実です。 何故遅いのかについては

・最初は時々で、まだらで良い時と悪い時があり、家族や友人もまだまだ足腰も元気で、思いたくない気持ちもあり、様子見になって時間が経過している

・ご本人は、うすうす気になっているが、検査が怖い!認知症になったらおしまい!のようなネガティブな思いも強く、躊躇しているのが現状だと思います

・一般かかりつけ医(内科)も見た目も足腰もお話しも普通で、解らないのが現状で、家族が何回もおかしい!と訴えて、専門医につなぐ事例もあります

・最大の課題は、認知症の正しい理解が出来てなくて、知識も認識も経験もない方が多く、早期発見・早期対応で認知症は改善できる!事を周知していきたい

 

そして、その対策として最近、京都・名古屋・東京地区を回って、大変参考になった事が、認知症で困っているご本人・家族に焦点がいきその対応や対策は進んできていると思いますが、正に自宅に閉じ籠り認知症が進行している予備群や進行中の方に対しての家族・友人・病院等の対応に課題があり、理解が薄いのも現状と考えます

 

この対策を7月23日(日)14時~の「もの忘れは怖くない!」セミナー

上記チラシはこちらをクリックしてください
尚、ズーム視聴は申込後に支払方法そしてパスコードをお伝えさせて頂きます。

 

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ブログ 第24話

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第24話:《プロジェクトN(認知症早期発見・早期対応)》のまとめの報告④

 

今週は、上記プロジェクトNの課題1『あれっ!』の気づき30項目を紹介しています。

前回は、11~20項目。今回は、21~30項目で最終です。

 

21.部屋の片づけができなくなり、収集癖も強く物が増えてくる

〇部屋の中の掃除をしなくなり、家族が実家に戻って気がつくことも多い

22.一瞬、時々慣れた道や帰り道が解らなくなる

〇時々いつもの帰る時間が長くなったり、途中で迷ったりして時間がかかるようになってくる

〇車でも帰る道が解らなくなり時間がかかる時は要注意です。将来の徘徊に繋がる事になります

23.いつも行っている銀行や行政の窓口での手続きができなくなる

〇いつも自分で行うATMや役所への手続き等がスムースに書けなくなり聞いてくる

24.過食傾向となる(満腹感がない、食べたことを忘れる)

〇食べたことを忘れて、又食べたくなり誰もいなければ冷蔵庫を開けてその都度食べて過食になる

25.カレンダーや新聞で日に何度も日付を確認している

〇日付や曜日が解らなくなり、何回も聞いてきたりカレンダー等で確認をするようになる

26.同じ物を繰り返し購入し溜まっていく

〇冷蔵庫に牛乳や豆腐等が溜まっている事例で、買った事を忘れその都度購入する(時々確認を!)

※対策としては、お店にも伝えて未然に防ぐ方法や、近所の方にも伝えて買い物に一緒に行くようにする

27.つくり話し(作話)をして、明らかに事実とは違う内容をしてくる

〇悪く言えば、うそをついたり、自分を守る為、正当化する為のとりつくろいの言動が出てくる

28.頭がおかしい・変になったと本人が訴える 

〇少し進むと自分でもの忘れを自覚して、発信するようになるので大丈夫!と安心させ何でそう思うのかを

※確認して、不安や心配事をなくしストレスがたまらないように家族にも伝えて共有化していく

29.季節感がわからなく、同じ下着や服を着たり身だしなみを構わなくなった

〇新しい服や靴を買っても忘れて、自分のものと言う認識が薄く馴染んだ服を着る傾向にある

〇時々、タンス等も見て汚れた下着等を隠していないかどうかも確認していく

30.財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

〇大事なお金や財布への執着は強く、身近な人が疑われる➡本人にとっては大事な事なので、その場で一緒に探して、本人が見つけたように誘導する(こちらが見つけると犯人扱いになる)

〇通帳等の名義は早めに本人と一緒に銀行に行って変更して置くことも大切です

 

以上、最初の気づき30項目を紹介しましたが、同じような症状が出てきたら早めの専門医での検査を受診へ!

 

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第23話:《プロジェクトN(認知症早期発見・早期対応)》のまとめの報告 ③

今週からは、上記プロジェクトNの課題1『あれっ!』の気づき30項目を紹介しています。

前回は、1~10項目。今回は、11~20項目です。

11.定期的に行う事(提出資料等)をするのが難しくなってくる

〇特に男性は様々な書類提出やいままで出来ていた事が?になります

〇女性は、食事の時間で台所にたってもいつもより時間がかかったり、片付けも時間がかかるようになります

12.ボーとする時が増えてきた(心配・薬?)

〇ここで気をつけたいのは、新しい薬の服用(特にもの忘れ等で検査もしない中での投与)でなる事例も多い

〇考えたり段取りしたりが出来なくなり、どうしたら良いのかが一瞬解らなかったり何事も面倒くさい症状か?

13.好きな趣味や好きなテレビにも興味を示さず、集まりにも行かなくなる

〇これも億劫さ面倒くさくなっての症状で、不安やストレスが溜まり疲れやすくなってくる事からもあるようです

〇進むといつも行っていた習い事や地域の集まりにも出不精となり、テレビ等関心興味が薄くなってくるようです

14.友人・家族にさっきも言ったよ!と言われるようになった

〇これは、本人の気づきにもつながる事ですが、家族・親族からの指摘やお友達が気づくことが多い

15.余りしゃべらずうつむきかげんの状態が増えてきた(不安・ストレス)

〇前回の6と似通っているが、笑顔が減るというよりは無口になってきたりうつの症状が心配ですね

16.電話をした後に誰と話したかや内容を思い出せない

〇進むと電話をした事も忘れるようになりますが、ここではその前の短期記憶でほんの数分前の事を忘れる症状

17.薬の管理が困難となり、飲み忘れ、飲みすぎが出てくる

〇薬も複数となると時間や頻度が、解らなくなり面倒くさくて飲まなかったり、飲み忘れが出てくる

〇お薬の管理が自分で出来なくなる為で、逆に飲んだことを忘れて過剰に飲む事もあり得るので要注意です

18.水の出しっぱなしや入浴・洗面・歯磨きをしなくなる

〇水は、洗面や台所での蛇口の締め方が弱く、少し出たままの状況から始まり少し意識すると治る事もある

〇少し進むと顔を洗ったり、歯磨きも面倒くさくなり毎日の風呂も忘れると言うよりも入らなくなる事も注意

19.料理の味が変わり、メニューがいつも同じ、段取りが悪くなる

〇料理の調味料が間違ったり、入れ忘れたりが時々みられるようになり、進めばその頻度が増えていきます

〇お皿等の片付けも少しづつ場所が変わったり、複雑な料理を作る事が難しくなりメニューが同じになってくる

20.お金の清算で、計算が面倒くさくなり財布の中に小銭が増える

〇買い物で、小銭の計算が面倒で難しくなると、千円札で払う事になり財布の中の小銭が増えてくる

 

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第22話:《プロジェクトN(認知症早期発見・早期対応)》のまとめの報告 ②

今週からは、上記プロジェクトNの課題①あれっ!の30項目を紹介しています。

 

それぞれ、タイミングや内容が微妙に異なりますが、初期の初期の症状です

1.探し物が増え、置き忘れ、もののしまい場所を忘れ探す事が増えてきた

〇性格もありかなり早くから出てくる症状で、特に探し物はメガネ・携帯電話・鍵・財布・等ですかね

〇持っていく物を忘れたり、しまった場所を忘れる財布が無い等は一緒で少し進行していますね

2.同じ事を何回も言う・問う・する

〇これは最初は時々ですが、次第に頻度が増えてきてさっき言ったのに忘れて同じ事を聞いたり問うてきます

〇進むと身近な家族は、これに参りイライラしたり、辛抱できず怒ったり怒鳴ったりしています

3.約束の日時や場所を間違えたり、約束した事を忘れる事が増えてきた

〇特に仲の良い友人が気がつきますが、待っても来ない状況が増えれば早めに家族に伝えましょう

〇日時や場所を忘れる前に、勘違いや思い込みがありこれが進むと忘れてしまう事になります

4.細なことで穏やかな人が怒りっぽくなり、元々ある方も益々ひどくなる 

〇元々穏やかな父や母が、少しづつ怒りっぽくなったと感じる時も最初の症状と考えて下さい

〇元々頑固で怒りっぽい方も、回数も声の大きさも益々大きくなり暴言に繋がってきます

5.意欲・やる気が無くなってきて、何をするのも億劫がり嫌がる

〇これは、認知と言うよりも年をとってくると誰でもがなってきますし、運動しない方は尚更です

〇いつもしている風呂や下着の取り替え等もしなくなり、自宅に引き籠りがちになったら要注意です

6.少し不安や心配で表情が冴えなくなり、笑顔が減ってくる

〇家族や友人から指摘され、本人も少しもの忘れを意識するようになると不安や心配で表情が変わってきます

〇元気な方でも天候や体調で心配事があれば誰でもなりますが、少しうつむき加減やボーとする事もあります

7.携帯電話、電子レンジ、リモコンの操作等出来てた事が出来なくなってくる

〇いつも操作している電気機器や空調のリモコン等どうするのか?と聞いてきたら要注意ですね

〇特に新しい電化製品、携帯電話は若くても大変ですが慣れていない物ののみ込みが悪くなると要注意ですね

8.周りへの気づかいがなくなり、頑固になってきた

〇気配りの方が、自分の事で精一杯になり気がつかなかなくなったり、頑固さもひどくなればそれも症状かも

9.自分の失敗を人のせいにする事が増えてきたり、つくろいが増えてくる

〇今までと違う事を感じたら気をつけてみてください。特に自分が出来ていない事には抵抗がありつくろいます

10.話のつじつまが合わなくなり、新しいことが覚えられなくなる

〇お話ししていると話がどんどん飛んだりさっきと違う話しになったりつじつまが合わない時も気づきの最初です

 

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第21話:《プロジェクトN(認知症早期発見・早期対応)》の報告 ①

 

今週からは、上記プロジェクトの課題1・2・3の中からお伝えしていきます。このプロジェクトの最大の目的は、家族や友人があれっ!と気づいてから病院や検査に行くのに3~5年かかり、病院に行っても様子見で推移し、発見が遅れる事例が多々あります。その遅れる要因と対策をご紹介して参りますが、先ずは、課題1のあれっ!の事例を30項目に集約しました。

 

次回からはこれを詳しく紹介していきたいと考えていますので、宜しくお願いします。

1.探し物が増え、置き忘れ、もののしまい場所を忘れ探す事が増えてきた

2.同じ事を何回も言う・問う・する

3.約束の日時や場所を間違えたり、約束した事を忘れる事が増えてきた

4.些細なことで穏やかな人が怒りっぽくなり、元々ある方も益々ひどくなる

5.意欲・やる気が無くなってきて、何をするのも億劫がり嫌がる

6.少し不安や心配で表情が冴えなくなり、笑顔が減ってくる

7.携帯電話、電子レンジ、リモコンの操作等出来てた事が出来なくなってくる

8.周りへの気づかいがなくなり、頑固になってきた

9.自分の失敗を人のせいにする事が増えてきたりつくろいが増えてくる

10.話のつじつまが合わなくなり、新しいことが覚えられなくなる

11.年に1回行う確定申告(難しい計算等)等をするのが難しくなってきた

12.ボーとする時が増えてきた(心配・薬?)

13.好きな趣味や好きなテレビにも興味を示さず、集まりにも行かなくなる

14.友人・家族にさっきも言ったよ!と言われるようになった

15.余りしゃべらずうつむきかげんの状態が増えてきた(不安・ストレス)

16.電話をした後に誰と話したかや内容を思い出せない 17.薬の管理が困難となり、飲み忘れ、飲みすぎが出てくる

18.水の出しっぱなしや入浴・洗面・歯磨きをしなくなる

19.料理の味が変わり、メニューがいつも同じ、段取りが悪くなる

20.お金の清算で、計算が面倒くさくなり財布の中に小銭が増える

21.部屋の片づけができなくなり、収集癖も強く物が増えてくる

22.一瞬慣れた道や帰り道が解らなくなる

23.いつも行っている銀行や行政の窓口での手続きができなくなる

24.過食傾向となる(満腹感がない、食べたことを忘れる)

25.カレンダーや新聞で日に何度も日付を確認している

26.同じ物を繰り返し購入し溜まっていく

27.つくり話し(作話)をして、明らかに事実とは違う内容をしてくる

28.頭がおかしい・変になったと本人が訴える

29.季節感がわからなく、同じ下着や服を着たり身だしなみを構わなくなった

30.財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

 

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第20話:認知症カフェ調査研究の報告!

➡ 市民や多くの人に伝えたい事 ④

今週は、6月22~27日「京都~東京地区認知症カフェ」調査研究での気づきの④番目です。

今回の認知症カフェ調査研究の最大の目的の2つ目は、コロナ禍で、認知症カフェの運営が休館や休止を余儀なくされ、最近でも約60%レベルで推移しお休みしている要因は、運営者が、地域包括・福祉法人・病院等が約70%で家族も面会謝絶の中で開催継続が難しく、かつ人材不足で月に1回しか開催が厳しい現状にあります。

 

認知症カフェ10年の節目で、我々の提言は市民住民が主体に運営し、専門家は月に1回の支援体制で開催する事で、地域の認知症ご本人や家族そして多くの市民が参加され、サポーターも市民や専門家がし易くなり、開催も週1回(最低月2回)が可能となります。

 

これを久留米市では、約4年かかって久留米市のご支援を頂き、開設希望の市民運営者の人財育成を主催され、今年度からは認知症カフェ運営のための補助金制度も創設して頂きました。正に地域になくてはならない「認知症カフェ」の今後を左右する住民が主体に運営する「住民型認知症」の幕開けであり、昨年度で5ヶ所が開設され今年度も7~8ヶ所の開設が期待されます。久留米市の小学校校区44ヶ所の開設も夢ではなくなってきました。

 

ブログを読んでいる方で、関心や興味がある方はお電話(090-8299-1848)頂ければ幸いです。

 

全国的には、一般市民やNPO法人の運営は、認知症というネガティブなイメージもあり運営者が少ない中で、地域の民生委員やふれあい委員そしてサロンや習い事で頑張ってきた方々が、自分事としてとらえ数名の仲間でカフェを開設する事例も出てきています。

 

正に地域になくてはならない「認知症予防カフェ」を一緒につくろうではありませんか

 

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ブログ 第19話

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第19話:認知症カフェ調査研究の報告!

➡ 市民や多くの人に伝えたい事 ③

 

今週は、6/22~27「京都~東京地区認知症カフェ」調査研究での気づきの③番目です。

 

今回の認知症カフェ調査研究の最大の目的は、認知症カフェを8年間毎日運営してきた事で、早期発見・早期対応が出来ていない現状を知ることになり、それをプロジェクトNの15名のメンバーで検証すると共に,各地区の認知症カフェを運営している仲間にも公開して、貴重なご意見ご感想をお聞きしてきました。そして昨日7/5(水)の第3回を最終としてまとめて提言書として広く多くの方に伝えていく事になり、更に検証中です。

 

この最終的なまとめは、7月23日(日)14時~16時

会場:ふれあいほ~る添付参照

「もの忘れは怖くない」と題し報告をさせて頂きますが、先ずは早く伝えたい事は

・あれつ!の内容が複数気づいた時に様子見ではなく、専門医で検査をしていく事

・なかなか専門医に行かない時は、家族としてご本人の言動をメモして相談する

・病院に連れて行く最大の決め手は、一緒に健康診断を受けるか家族自身が最近物忘れが心配でついてきて欲しい旨お願いして同行してもらい、一緒に受診する

・うまく行かない時は、認知症なんでも相談室(ほっとカフェ)にお電話頂く

・家族が出来る最大の対応は、指摘したり、否定したり怒ったりせずにできる限り本人が穏やかに笑顔で毎日を過ごす事が出来る寄り添いが最大のポイントです。

 

最終的には、早期発見・早期対応で多くの方々が、改善や進行を遅らせる事で、なっても安心な笑顔の生活を維持していく事です。7月23日のセミナーにご参加(ズーム視聴可)頂ければ幸いです。

 

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第18話:認知症カフェ調査研究の報告!

➡ 市民や多くの人に伝えたい事 ②

 

今週は、6/22~27「各地区認知症カフェ」調査研究での気づきの②番目です。

・八王子市では、イトーヨーカドーのスーパーで、認知症の方に寄り添う中で、スローレジ(専用のゆっくり精算)を設け、床や商品も解りやすく表示をしている事例を学んだ

・八王子市(人口57万人)には、地域包括が21ヵ所あり高齢者あんしん相談センターの名前で活動。その直営の認知症カフェ「わたぼうし」は、火曜~土曜毎日運営し気軽に立寄る場所を提供し、様々なイベントを企画。市の中央図書館には常設の稀な認知症情報コーナーもあり、多くの方々におすすめの本を紹介している。

・町田市では、市と一般社団法人Dフレンズ町田が、「認知症とともに生きるまちづくり」の協定を結び、認知症当事者や若年性に寄り添う活動を強化している

又、コロナ禍で休館していたスターバックス(全国的に有名)の3店で、地域での認知症の方々に寄り添う認知症カフェの場所を提供し、Dフレンズの運営で再開

・東京都板橋区の認知症カフェ「ゆずり葉」では、夜は居酒屋、昼間は認知症カフェとして、板前さんがつくる昼食や脳トレ・体操も行い、自称若年性と言われる50代の男性(全国を遊説)ともお会い出来き得意な料理や歌の話等笑顔の対話となった

・東京地区は、8年前に訪問した時に東京都独自の認知症カフェへの補助金を各区へ年間1000万円の補助制度を創設し、各区の地域包括やNPO法人等を通じて展開し、目黒区や港区等での戦略的取組みを行い、10年でその成果を確認した。

 

➡全国的には、運営者が福祉法人や病院、地域包括で補助金は無いのが大半で、この数年で、月1回運営の年間約10万円の補助制度の利用で課題となっている

 

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ブログ 第17話

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第17話:認知症カフェ調査研究の報告!

➡ 市民や多くの人に伝えたい事 ①

 

今週は、6/22~27「各地区認知症カフェ」調査研究での気づきの②番目です。

1.コロナ禍で、困っているご本人や家族の支えを前提に目黒区の自宅開放のDカフェラミヨは、全く休まずリスク回避をしながら運営してきた事に敬意!

➡今一度、認知症カフェの原点に帰り、内容や運営を見直していく事を学ぶ

・認知症カフェの最大の目的は、認知症ご本人に寄り添いご家族をサポートしてていく事そして一般市民も一緒に認知症を学び地域になくてはならないカフェを目指す事を再確認しました(福祉法人は、感染・人で不足で今後も難しい事も再確認!)

 

➡困っている方は、是非近くの認知症カフェを確認して尋ねて欲しい

・あれっ!の気づきや早期発見が遅いのは、家族や友人・近隣の人たちとの繋がりが、自己本位で希薄になっている事が根底にあるとの意見に共感させられた

・早期発見対策で、多くの方が賛同したのは様々な周知・啓発活動が必要な事と国民が全員受ける各種健康診断で、簡易な認知機能テストを行う事が必要と一致した

・特に名古屋市では、令和2年より物忘れ検診のかかりつけ医レベルでの無償化を実施

・オンラインで行う認知症カフェは、町田市で学んだハイブリッドでサテライト方式(各カフェと連携)で行う事が、歩いて行けるカフェとして効果的な手段になる

・オンラインでほっとカフェの取組(50歳前後の子ども世代の介護者の集い)は、多くの共感を頂き、京都のオンラインで認知症カフェの事例を繋ぐ取組も賛同を得た

・10年の節目の認知症カフェの今後の在り方については、各市町村や運営者が試行錯誤の状態で、住民が主体に運営の「住民型認知症カフェ」に一定の理解が深まった

 

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第16話:認知症カフェ調査研究の報告!

➡ ブログの再開!(6/22~お休み)

 

過去3回目の「各地区認知症カフェ」調査研究で、6/22~27まで、京都地区~名古屋~町田市~東京地区を周り、26団体29名の方々と意見交換を行ってきました。

アフターコロナ禍での下記4つのテーマで意見交換!

  • 各認知症カフェ運営の現状と課題の発表
  • 早期発見・早期対応が遅い要因と対策について
  • 認知症カフェでの各種オンラインでの取組みについて
  • 今後の認知症カフェ「住民型認知症カフェ」について

 

特に大きな成果は、厚労省の老健局認知症施策・地域介護推進課認知症施策推進      の担当のお二人とも面談(約90分)が叶い、上記テーマの2.と4.についておおむねご賛同を頂き、今後とも多くの一般市民や認知症カフェ関係者と今後の在り方を伝えていく事が大切である事を確認できました。

 

10年の節目を迎えた認知症カフェは、アフターコロナ禍で運営が半数以上でお休みの状況で、各市町村や認知症カフェ運営者も今後どうしていくかが問われています。

 

認知症カフェは、自宅に閉じ籠る認知症ご本人や家族の居場所であり、一般市民も専門家も含めて早期発見・進行防止になくてはならない「住民型認知症カフェ」を更に周知啓発していきたいと考えています。

 

又、プロジェクトN(認知症早期発見・早期対応)もまとめに入ります。

 

次回第17話からは、この調査研究訪問で学んだ事を一般市民にも解りやすく伝えていきますので、是非ご覧頂き、皆様のご意見ご感想をお待ちしています。

 

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